デリケートゾーンのケアって何をすれば良いの?《方法とアイテムをご紹介》
下着や衣類で常に覆われているデリケートゾーンは非常に蒸れやすく、かゆみや臭い、ベタつきなどの気になるトラブルが起こりやすい場所です。そのまま放置していると、赤みや強いかゆみ、炎症などの不快なトラブルが起きることも。体や顔と同じようにデリケートゾーンもしっかりとお手入れし、常に清潔に保つことが大切です。
ただ、デリケートゾーンのケアといっても、「何をすれば良いのかわからない・・」、「正しい方法がわからない・・」という方も多いかと思います。そこで今回は、デリケートゾーンケアの必要性や方法をご紹介するとともに、おすすめのフェムケア用アイテムをご紹介します。
デリケートゾーンのケアはなぜ必要?
デリケートゾーンはその名の通り、非常にデリケートであり、トラブルが起こりやすい場所です。例えば、以下のようなトラブルや不快な症状は比較的よく起こり、女性であれば一度は経験したことがあるかもしれません。
- 感染症・炎症
- かゆみ
- 不快な臭い
- 乾燥・肌荒れ
- ベタつきによる不快感
デリケートゾーンの皮膚の厚さは、手の皮膚の1/40とも言われるほど非常に薄く、だからこそデリケートです。外部からの刺激を受けやすく、乾燥や肌荒れなどが起こりやすい場所でもあります。年齢が高くなるほど皮膚は乾燥しやすく、トラブルも起こりがちに。早いうちから正しい洗い方と保湿ケアを取り入れることがトラブル防止に繋がります。
主なデリケートゾーンケアはこの3つ
デリケートゾーンと一口に言っても、その悩みは様々。特に多いのが、臭いや黒ずみ、腟のトラブルの3つです。
①臭いケア
デリケートゾーンは、腟・尿道・肛門が密集しているため、構造的に汚れが溜まりやすい場所です。下着などを長時間着用していると、汗や排泄物の影響もあって蒸れてしまいがちです。普段と違う不快な臭いがする場合には、臭い対策となるデリケートゾーンケアが必要になります。
主にデリケートゾーンの臭いの原因には、以下の原因が考えられます。
- 汗やおりものなど分泌物の酸化、雑菌の繁殖
- 感染症などの病気(細菌性腟炎など)
- スソワキガ(外陰部臭症)
もし、1番目「汗やおりものなど分泌物の酸化、雑菌の繁殖」が原因の場合には、日頃のデリケートゾーンケアで軽減できる可能性があります。
一方で、感染症やスソワキガが原因の場合には、セルフケアだけでは十分な改善は見込めません。まずは婦人科などに相談することをおすすめします。
②黒ずみケア
デリケートゾーンの悩みとして、黒ずみが気になる方も多いでしょう。
黒ずみの原因として次のようなものが考えられます。
- 下着などによる摩擦と刺激
- トイレットペーパーや生理用品による摩擦と刺激
- 過度な洗浄
- ホルモンバランスの変化や病気
デリケートゾーンの黒ずみの多くは、色素沈着によって引き起こされます。これは下着やトイレの拭き取りなど摩擦や刺激により、メラニン色素が蓄積することが原因です。その他にも、毛穴の詰まりや皮膚の角質化など、様々な原因によって黒ずみは発生します。
ゴシゴシとスポンジで洗うなどの過度な摩擦や洗浄にも、注意が必要です。
病気の場合には婦人科などに相談する必要がありますが、それ以外が原因であれば日頃のデリケートゾーンケアを取り入れ、黒ずみが悪化しないよう対処することもできます。
③腟ケア
さらに近年、デリケートゾーンのケアとして、腟ケアの注目が高まっています。「腟ケア」とは、腟を良好な状態に保つためのケアのことで、様々なケアグッズも登場しています。
腟ケアの種類
- 腟内を酸性に保つ
- 腟の正しい洗浄
- デリケートゾーンの保湿
- 腟トレ
腟内は粘膜で覆われており、正常な状態では弱酸性(pH3.8〜4.5)に保たれています。これは腟内細菌である乳酸桿菌などが乳酸を作り出し、酸性度を保ってくれているためです。弱酸性の状態では悪さをする雑菌が繁殖しにくくなり、これを腟の自浄作用といいます。
非常にデリケートな部分であり正しい方法でケアすることが大切で、間違った腟ケアは逆に腟内が不衛生になったり、不快感やおりものの悩みの原因になる可能性も。そうならないためにも、腟ケアは正しい知識と共に安全な商品を取り入れることが大切です。
デリケートゾーンケアにおすすめのアイテム
デリケートゾーンのケアを行う場合に欠かせないのが、専用のケアアイテムです。 今回はエステプロ・ラボのフェムケアブランド「グランフェミン」の商品ラインアップをご紹介します。独自のこだわりが詰まった商品ばかりなので、ぜひ毎日のケアに取り入れてみてください。
①臭いケアにおすすめ:フェムセラム(Fem Serum)
フェムセラム(Fem Serum)は、デリケートゾーンのようにセンシティブな悩みに寄り添う、デリケートボディ用保湿美容液です。植物由来成分にこだわり、やさしく肌に潤いを与えてくれます。天然製油の心和らぐ香りとともに、「キレイ」と「潤い」が両立する、ワンランク上のデリケートケアを叶えます。べたつかないのにしっとり保湿し、乾燥によるくすみを遠ざけて、滑らかな潤い肌を目指します。
フェムセラム(Fem Serum)の特徴
- 乳酸性の保湿美容液
- 植物由来の厳選保湿成分
- 乾燥によるくすみケア
- 香りと手触りへのこだわり
- 脱毛後のアフターケアにも最適
- 安心のFREE設計(合成香料など10種類)
デリケートゾーンの保湿ケアにはフェムセラム(Fem Serum)
②黒ずみケアにおすすめ:フェムウォッシュ(Fem Wash)
フェムウォッシュ(Fem Wash)は、デリケートゾーンなどの悩みに寄り添う弱酸性の植物由来フォームウォッシュです。顔には専用の洗顔料を使っている方は多くいると思いますが、身体の他の部分は特に分けることもなく同じ石鹸で洗っているという方も多いはずです。
デリケートゾーンは他の体の部位と比べても皮膚が薄いため、刺激を受けやすい部分です。そのため、ゴシゴシと固形石鹸やタオルなどで洗ってしまうと、肌が傷ついてしまうことも。テクスチャーも成分も肌へのやさしさにこだわった植物由来のフォームウォッシュです。
フェムウォッシュ(Fem Wash)の特徴
- 植物由来のエキスでやさしい洗い上がり
- 弱酸性のきめ細かな泡
- 植物由来の美容成分配合
- 安心のFREE設計(合成香料など10種類)
デリケートゾーンの黒ずみ対策にはフェムウォッシュ(Fem Wash)
③腟ケアにおすすめ:フェムクリア(Fem Clear)
フェムクリア(Fem Clear)は、女性のデリケートな心と身体に寄り添い全ての女性を前向きにしてくれるフェムテック製品です。
フェムクリア(Fem Clear)は、腟内に挿入するジェルタイプの製剤で、日頃のデリケートゾーンケアにお使いいただけます。分類としては管理医療機器腟洗浄器となり、安全性にも配慮したやさしい設計に作られています。
フェムクリア(Fem Clear)の特徴
- 低浸透圧
- 弱酸性
- ヒアルロン酸ナトリウム
- 衛生的な使い切りタイプ
腟内の洗浄ケアにはフェムクリア(Fem Clear)
用途にあわせてデリケートゾーンケアを選ぼう!
デリケートゾーンのケアについてご紹介しました。顔や体をケアするのと同じように、今はデリケートゾーンもケアする時代です。ぜひ、今までお手入れが行き届いてなかったという方は、この機会にデリケートゾーンのケアを始めてみてはいかがでしょうか?